Author Archives: emp_sumida

第21回「ふりかえり、修了式」

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平成28年3月5日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第18回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.調べてきた「東京スカイツリー周辺の魅力」の共有
3.イベントの企画の具体化
4.まとめとふりかえり

イベントから学んだ地域活動のポイント
今回は、「地域活動運営講座」全21回の最終回です。最初に2月27日のイベントのふりかえりから、地域活動を開催するポイントを考えました。

【イベントから学んだ地域活動のポイント】
● 少ない時間で、少人数の準備だったが、開催のねらいを話し合って共有し、それぞれの強みを活かした役割分担をしたので、イベントを成功できた。チームで同じ方向性を目指すことの重要性を感じた。
● イベントの準備の中で、自分が好きでブログに書いていた 北十間川のことが墨田の魅力の一つだと認識できた。そのように、それぞれが好きだと思っていることが、イベントのコンテンツとなると気づいた。
● まちあるきをする時、ある人の説明を到着が遅れた人が聞けない時があり、複数の人が説明できるよう事前に情報共有することの大切さに気付いた。また、一人で歩くのと違い、ペース配分や時間構成を十分に考える必要があった。
● 緊張と焦りから、グループワークの進行が思ってたようにはできなかった。説明も一つにまとめすぎずに細かく分けて確認しながら進めるなど、ファシリテーションを行う際に準備の大切さが具体的にわかった。
● 全員で声かけをして、参加者の人の話を引き出していくコミュニケーションが大切だと再確認した。
● イベントの準備の完了が直前となってしまい、周囲への声かけが遅れた。十分にイメージできていないと声かけをしづらいことに気付いたので、これからの広報に活かしたい。

 

「すみだを知りたくなるマップ」に必要な情報は?
イベントで参加者の意見を集めた「すみだをもっと知りたくなるマップ」について、実際に出た意見をもとに、どのような内容を重視して掲載するといいか、話し合いました。

その結果、次の3つをポイントにまとめ、今年度のGL通信に掲載して区民の方に伝えることになりました。
● 地元の人だから知っている老舗、ユニークな店
● 小エリア毎の、すみだらしいポイント
● あれ?と興味をひく風景

スカイツリー周辺から少しずれたエリアでも様々な素材があることが、すみだの面白さだという声も出ました。

 

2020年世界に誇れるすみだを実現するには?
年間講座のまとめとして、今年のテーマである「2020年に世界に誇れるすみだを実現するには?」に対して、4期生としての実現方法を話し合い、まとめました。

【2020年世界に誇れるすみだを実現するには?】
すみだは、震災や空襲、小さな町工場で働く人など苦労を乗り越えてきた地域であり、地域づくりの工夫やつながりが豊かにある地域でもある。現在の新しい活動も職人気質につながるものも多い。そのような多様な活動の歴史の積み重ねが、狭いエリアに古いものも新しいものも一緒にぎゅっとつまっている濃さを生み出している。そのため、他の観光地のようにアピール・ポイントを一つにまとめることはできないが、それは、どの場所でも、興味を持って調べると、隠れた魅力とつながりが見え、人ともつながっていける可能性があるということだ。

だから、区民のみなさんやすみだに関心ある人は、自分自身で身近な場所の魅力を掘り起こしてほしい。そして、一緒にまちあるきをするなど自分で調べたことを発表していく機会があると、さらに深い魅力に気づくし、知ったことを周りの人に伝えていくことで、地域の新しいつながりをつくっていってほしい。

すみだは、今、再開発が進み、新住民も増えており、新しく来訪する人も増えているが、一緒に魅力を探る活動は、地域への入り口にもなる。すみだに関わる人誰もが、すみだを誇れるまちになることを目指していきたい。

 

これからの地域活動へのアクション宣言!
講座修了にあたり、受講生それぞれが今後のアクション宣言を行いました。「すみだを語っていく」「たくさんの人とつながろう」「この地に暮らし続ける」「講座を通して知り合った先輩の活動に参加する」「88歳までの5年間に若い人に着付けなど、できる地域活動を広げたい」「もっとすみだを盛り上げたい」などの宣言がありました。最後は、年間講座の締めくくりとして、区民活動推進課長から修了証が授与されました。

 

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
● 人の意見を聞くことから発見があるということを体験を通して知ることができた。年間講座で学んだ話の進め方、まとめ方を今後に活かしていきたい。
● 能動的になって、チームでゴールに向かうことで、こんなにすごいことができる、やる気が実を結ぶと知った。
● これからも、すみだの特徴、地域性を理解して、人に伝えていくことを続けていきたい。
● 自分が以前から感じていたすみだのよさをいろいろな人たちに知ってもらえたのがうれしい。すみだを誇れる人を増やしていきたい。


【事務局より】
4期生の皆さま、修了、おめでとうございます。昨年6月から始まった現場訪問、その後の技術習得の座学、そして、12月5日と2月27日のイベントの企画、実践。この9ヶ月間、受講生の皆さんは常に新しいものに挑戦されてきたのだと思います。そのなかでずっと、「2020年世界に誇れるすみだを実現するには?」を問い続けてきたからこそ、4期生ならではの答えを見つけられたのだと思います。この講座で発見したものを活かし、地域で活躍されるのを本当に楽しみにしています!

第20回イベント「すみだのここがいいところ 再発見!」を開催

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平成28年2月27日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第20回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.まちあるき
3.すみだの魅力紹介
4.「すみだをもっと知りたくなるマップ」の作成とまとめ

 

発表会イベントを開催しました!
2月27日(土)、昨年6月から9ヶ月続く連続講座の集大成として、受講生自らが企画、運営する発表会イベントを開催しました。

準備の話し合いの中で、今年度の連続講座のテーマ、「2020年世界に誇れるすみだ」を実現するためには、まず、「すみだの魅力を語れる人、誇れる人が、たくさんまちにいる必要がある」との結論になりました。そこで、受講生たちは、このイベントの目標を、区民の皆さんと一緒に、自分のまちの「ここが好き!」と言えるものを再発見すること、としました。プログラムには、昨年7月の講座で実施した「まちあるき」を取り入れ、その後、発表とワークショップを行うという、今まで講座で学んできた手法を最大限に活用するよう工夫されています。

今回のイベントでは、まず、開会挨拶と趣旨説明の後、受講生から一人ずつ自己紹介を行いました。そのなかでは、必ず自分なりのまちを見る視点を紹介し、「川と水」「産業」「新しくできた店」など、まちあるきのヒントとなるキーワードを盛り込むという受講生のアイデアが取り入れられました。

参加人数は13名、「墨田に長く住んでいるが、会社勤めで地域を知らないから参加した」「自宅周りの散歩を始め、町に興味をもった」「地域ガイドの勉強中なので参加した」など、今回のテーマに共感した方たちが参加しました。

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自己紹介の後は、まちあるきへの出発に向けて、歩くルートの確認をしました。区役所から東京スカイツリーへ向かい、その後に南に下って、業平公園、大横川親水公園を通り、区役所に戻るルートです。今回の狙いは、このルートを歩くことで、区外の人々の視線も集まるスカイツリー周辺の地域を見直し、すみだの魅力を再発見することです。ルートの決定には、調査と対話を重ね、受講生自身が本当に人に紹介したくなるポイントを選んでいます。準備の段階で、調査と対話をしっかりとしたからこそ、「自分が見つけた、すみだのここを知ってほしい」という受講生のまちの紹介につながりました。

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まちあるきを通して、多様な視点で、すみだを考える
ルートを確認した後は、全員でまちあるきに出発しました。三つのグループに分かれて、受講生が事前に調べたポイントを参加者に紹介しながら歩きました。

このまちあるきで大切にしていることは、いつもとは違った視点で、身近なこの地域を見てみることです。知っていると思っていた場所にも、他の人と話しながら歩くことで、新たな発見がありました。

テレビなどで取り上げられるスカイツリーですが、水害対策で地下に巨大な雨水タンクがあること、また、スカイツリーはセメント工場の跡地に建ったことなどを、石碑を見て、確認しながら、歩きました。

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▲ 屏風店で伝統文化にふれる

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▲ 川辺のおしなり公園で一休み

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▲ スカイツリー前の植栽

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▲ ボランティアの人がつくったもの

 

また、身近なものの中の再発見の一つの例としては、スカイツリー前の植栽もありました。よく見てみると、墨田区の緑化ボランティアである「緑と花のサポーター」の協力でつくられていることを知ることができました。人から話をきくことで初めて、区民の人たちの地道な取り組みでスカイツリー周辺が整備されていることに気づきました。

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▲ 春慶寺跡にて

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▲ 鬼平犯科帳にも登場する場所

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▲ 子どもたちの集まる業平公園にて

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▲ 墨田区出身、王貞治の記念銘板

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▲ 春の訪れ、大横川親水公園へ

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▲ あと少しで区役所、笑顔で歩く

まちあるきでは、水と共に歩んできたまちの歴史を知るために川辺に寄ったり、なかなか行くことのない施設「塩とたばこの博物館」に入ったりと、全員が、身近にあるけれど意外と気づかないまちのよさを体感することができました。

また、参加者と受講生が歩きながら話をすることで、お互いに気軽にコミュニケーションを取れる関係を短時間のなかでつくることができました。

 

受講生が自分の視点で、すみだの魅力を紹介!
まちあるきから区役所に戻った後は、受講生が、歩きながらでは伝えられなかった「スカイツリー周辺のまちの魅力」を、自分の体験を交えて発表しました。参加者にとっては、今まさに歩いて見てきたものの意味を、ここでより深く知り、さらに興味を深めるきっかけになりました。

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「すみだをもっと知りたくなるマップ」をつくる!
受講生によるすみだの魅力紹介の後は、全員でのワークショップ、「すみだをもっと知りたくなるマップづくり」を行いました。机いっぱいに広がるスカイツリー周辺の地図に、ふせんで、「今日発見したところ」「人に知ってもらいたいところ」を貼っていき、それぞれが再発見したものを「見える化」していきました。

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受講生も参加者も、一緒にまちを歩いた後で関係性ができているので、お互いの視点を共有し、身近な場所について再発見することができました。また、視点の違いに気づくことで、自分の知らないすみだのまちの魅力は、まだまだ数多くあるということを実感することができました。

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 2020年にすみだを誇れる人を増やす!
今回のイベントは、「2020年に、すみだのここがいい!と誇れる人が、まちにたくさんいる状態の実現」を目指しています。受講生が企画・運営した、このイベントを起点にして、自分の暮らすすみだのまちのことを、より深く知り、人に語りたくなるような取り組みが広がっていく可能性を感じさせる会となりました。次回の最終回の講座では、今回のイベントのふりかえりと、年間講座で学んできたことをどうアクションにつなげていくかを話し合います。


【事務局より】
今期の4期生は、20代から80代までと幅広い年齢層で構成されています。また、新しくすみだに住み始めた人、子どもの頃からすみだを出たことのない人もいます。このような多様な考え方があるなかで、共通基盤をつくってきた皆さんが、4期生ならではのイベントを開催するのに立ち会えてうれしく思っています。皆さんが、ここで得た多様な視点を活動に活かしていくことを期待しています!

第19回「当日運営の最終確認」

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平成28年2月17日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第19回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.プログラム詳細の検討
3.役割分担と最終確認
4.まとめとふりかえり

調べてきたことを共有し、プログラム詳細を決定!
今回は、2月27日の発表会イベントに向けて準備のできる最後の講座です。前回の講座で話し合われた内容をもとに受講生各自が準備してきたことを共有し、プログラム内容について、以下のように詳細を決定しました。

<開会挨拶と趣旨説明>
なぜ、受講生が今日このプログラムを実施するのか、その理由をしっかりと説明します。

<自己紹介>
受講生の自己紹介では、一人ひとりの「まちを見る視点」が参加者に伝わるようなものにします。例えば、「この周辺の新しい店のことを調べてきました。皆さんも、どこに新しい店があるか、気をつけて歩いてみてください」と、まちを再認識するためのヒントを伝えます。また、参加者の自己紹介を通じて、その人の視点から全員が学べるようにします。

<まちあるき>
前回の講座後に各自が調べてきた情報を交換し、ルートを決めました。1時間半で、受講生自らの思いを語れる場所をピックアップしています。インターネット上にコースを記載し、歩いているときも、歩いた後も、場所を確認できる工夫をすることになりました。

<まちの魅力説明>
まちあるきから戻った後に、歩いた場所をより深く知り、再発見できるよう、受講生が説明します。受講生が今まで調べてきたことを、ここで皆さんと共有します。

<グループワーク>
マップづくりを行いながら、受講生、参加者それぞれの視点を持ち寄り、「すみだのここがいい!」と自信を持って誇れることを語り合います。

<まとめ>
「2020年世界に誇れるすみだ」を実現するために、「すみだの誇れること」を区民が話すようになるには?を考えます。

 

役割分担と最終確認を行いました!
プログラム詳細が決まった後は、役割分担を行いました。各プログラムごとに担当者を決め、イベントの当日まで続ける準備内容を確認しました。また、受講生一人ひとりが担当パートに責任を持ちながら、その人ならではのプログラムが実施できるよう、対話を通して最終確認を行いました。

 

新たな視点を持つことが、誇れるまちにつながる!
今回の講座では、受講生それぞれが調べてきたこと、準備してきたことを発表しましたが、この短い時間だけでも、「長く住んでいるけれど、そんな場所があるのを初めて知った」、「再認識した」といった意見が出ていました。今回、「ここがいい!」と誇れるすみだは何なのか話し合いを続ける中で、以下の3つの視点が浮かび上がってきました。それぞれの視点で見たときに、東京スカイツリー周辺の地域だけでも、以下のような場所があることがわかりました。

1. 川と水
北十間川、大横川親水公園

2. 歴史・文化と産業
生コンクリート工場跡、ガラス工場跡

3. 新しい店、新しい活動
セカイカフェ押上、カミズムラボ(創作和紙のショップ)

イベント当日は、この視点を、参加される皆さんに持ち帰っていただくことが重要だという話になりました。スカイツリー周辺という地域を、新たな視点でみることで、誇れるものが見えてきます。この視点を持ち帰ることが「2020年世界に誇れるすみだ」を実現するための第一歩となります。

イベントで目指すことを受講生自身が実感する講座となり、2月27日のイベントに向け、準備を整えることができました。

 

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
● すみだに長く住んでいるが、「水と共に発展してきたまち」というとらえ方はしていなかった。自分とは違った視点を持つ受講生の人から学べた
● 発表会イベントに向けて考えをまとめてくるのはとても難しいけれど、しっかりと取り組みたい
● 受講生のみんなが調べてきたことが活かされる発表会のかたちが見つかり、うれしい
● 発表会では、対話のなかで見えてきた、私たちそれぞれの視点で、まちを紹介したい。当日を楽しみにしている
● テーマのポイントを明確にすることで、イベントの目指すところがはっきりするのだと実感した


【事務局より】
受講生は、イベント準備のために、それぞれがまちを調べ、実際に歩き、自分が本当に気持ちをこめて誇れるものは何かを探しました。受講生の一人は、昔何度かいったことのある場所が、今では気持ちのよい公園となり、そこでおにぎりをたべて、「こんないい場所があったんだ」と体感したそうです。
すみだが世界に誇れるまちになるために、身近な場所に新たな視点を持って訪問し、結果まちのことをさらにもっと知りたくなる。これは、東京スカイツリー周辺だけでなく、墨田区内のいたるところでできることです。この取り組みがすみだ全体に広がる未来を考えると、とてもわくわくしてきます!

第18回「効果的なプレゼンテーションの行い方」

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平成28年1月27日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第18回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.調べてきた「東京スカイツリー周辺の魅力」の共有
3.イベントの企画の具体化
4.まとめとふりかえり

東京スカイツリー周辺の魅力を再確認!
2月27日開催の「すみだの誇りを語れる人を増やす」ことをテーマにしたイベントに向けて、前回の宿題となった「東京スカイツリー周辺の魅力とは?」について調べてきた内容を共有しました。

○ 改めて東京スカイツリーを調べたところ、立地は生コンクリート工場発祥の地であり、周囲の堀や川の氾濫の歴史もわかった。その流れで調べると、水の浄化に取り組んだ村瀬誠さんのことを知り、区内で雨水タンクの活用を進めてきた歴史も知った。雨水タンクは区役所や図書館など区内各地にあるが、東京スカイツリーの地下に巨大なものがある。

○ 自分のブログで区内の川について調べて書いている。北十間川と隅田川はつながっていないこと、水害対策にもなっている樋門など興味深い。

○大横川親水公園を初めて歩いた。昔の汚れた川のイメージから随分と変わって、今はとてもきれいな場所。身近にこんないい場所があったのだと感じた。

○ 業平にはカヌーのお店もある。水や川は墨田の暮らしに近いところにあるのではないか。

○ 防災で水害もあるが、火災も水に関係している。昨年7月の防災まちあるきでも、路地尊を見るなど水とコミュニティの関係を知ることができた。

○ 子供とすみだ水族館に行き、少し周りを歩いて、知らないことに気付いた。

○ スカイツリー近辺には、レンタルスペースにもなるかき氷屋、外国人観光客向けにベジタリアンにも対応できるカフェなど新しいお店もできている。

発表の結果、東京スカイツリー近辺だけでも、区民は周辺の魅力をたくさん再発見できるのだとわかりました。

区民の皆さんと一緒に東京スカイツリー周辺を歩き、「すごい」を再発見するマップをつくろう!
スカイツリー周辺の魅力を調べると、やはり現地に行って、そこで話を聞く方が伝わるという話になり、実際にスカイツリー周辺を歩くことに決めました。

さらに具体化するために、どのコースを歩くのがいいか、話し合いました。その中で、墨田区観光協会発行の「すみだまち歩き博覧会」の地図は、種類も情報も豊富だが、区民は使いこなせていないのではないか、という意見が出ました。そこでスカイツリー近辺のコースを調べたところ、前半で出た場所をめぐるのには「コース2 東京スカイツリー発! 水辺と緑を巡る江戸散歩」を使うといいという話になりました。

既にあるマップを活かすが、当日、住民目線で再発見した魅力を付け加えていきたいという意見から、当日のゴールを、「住民による住民のためのすみだをもっと知りたくなるマップ」つくることにしてはどうか、という意見も出ました。

これらを踏まえ、企画が以下のように固まりました。
1)区役所に集まり、趣旨説明をする
2)実際に東京スカイツリー周辺を歩き、各場所で受講生が調べたことや参加者の知っていることを共有する
3)区役所に戻り、それぞれの視点で「ここがすごい」と思うことを共有し、「すみだをもっと知りたくなるマップ」をつくる
4)「すみだの誇れること」を区民が話すようになるには?を考える

次回の講座では、イベントの当日の役割分担や進行の確認をすることになりました。

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【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
● 
私たち受講生一人ひとりが持つ視点で墨田区内の興味のあるところを見ることは、それを区民の皆さんに知らせることにそのままつながると知った
● 受講生それぞれの視点で楽しんでいきたい。すみだまち歩き博覧会の地図は24コースあるので、この地図を使ってまちあるきを続けていけば、毎回新しい発見があると考えている
● 2月27日のイベントについてたくさん話し合うことができた。次回の講座に向けて、対象となるコースを歩いて調べたい
● イベント開催まで時間が限られている。がんばって準備をしていきたい
● 皆さんが調べてきたことの深さ、広さに驚きを感じた。皆さん、すみだが好きなのだと実感した 


【事務局より】
今回の講座のなかで、「区民が身近にある場所に興味を持ち、調べたくなるきっかけをつくれれば、住む地域を誇れるようになるのでは」という意見が出ました。誇れるまちとは、まずそこに住んでいる人たちが、自分のまちを自分なりの視点で見直し、人に話したくなるような良さを見つけていくことから始まるのだということを私も知ることができました。

今回のイベントの企画は、年間講座のなかで現場訪問などを通して地域の現状を知り、その後自分たちで地域を調べるという長い道のりを通して、やっと見えてきた4期生ならではのメッセージなのだと感じています。

第17回「発表会イベントを企画し、広報戦略を立てる」

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平成28年1月13日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第17回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション
2.12/28ふりかえり会の報告
3.イベント企画案と今後の準備の検討
4.まとめとふりかえり

自分の住む街を誇れる人がたくさんいる街。それこそが、2020年に実現したいすみだの姿だ!
今回は、受講生がこれまで学んできたことを踏まえ、2月27日の公開イベントのプログラムづくりを行いました。プログラムを考えるにあたり、改めて、この一年間の講座を通して、「2020年に誇れるすみだ」とは、どのようなものか、12月5日の交流イベントの結果をもとに、考えました。

受講生の中には、墨田区に長く住む人も、新しく住み始めた人もいます。長く住む人の中には、「すみだは誇れる場所だ」と自信をもって言える人もいれば、住んでいるからこそ「すみだって本当に誇れる街なの?」と思っている人もいます。新しく住む人や外部から訪問する人の方が地域の新しい活動の良さを知っていて、街の魅力を語れることもあります。自分たちの知らない隠れたすみだの魅力があるのではないか。

そうした考えをもとに、この年間講座のゴールを、「2020年に、全ての区民が『すみだのここがいいところ』と自信をもって語れるようになろう」と設定しました。

交流イベントは、3つの視点から地域をみて、自分なりの誇れることを見つけてもらう企画に
年間ゴールを踏まえ、発表会のイベントの企画を具体化していきました。

すみだは、古くから続く文化や歴史のある街ですが、同時に、近年、新しい活動が始まり、下町の魅力が再発見されている街でもあります。

それぞれの視点から「すみだとは、こういうところだ」と決めつけてしまいがちですが、違う視点でみれば、違う良さが見えてきます。複合的に見ることで、地域の可能性に気づき、誇れるようになるだろうと考えました。

そこで、 参加者が「墨田の文化と歴史」「最近、新しい活動を始めた人」「区外からの訪問者」の3つの視点からの意見を聴き、地域の魅力を再発見し、「自分はすみだのここがいいと思う」と発表する企画がまとまりました。

改めて、東京スカイツリー周辺を見直してみよう!
次に墨田のなかでもどの地域を題材にすればいいか、話し合いました。

墨田区全域だと雑多になってしまうため、地域を限定することになりました。

そこで、候補にあがったのが、東京スカイツリー周辺の地域です。区外の人にとって最も知られているスカイツリーですが、区民は最近この地域がどうなっているのか案外知らないのかもしれません。また、スカイツリー周辺は色々と魅力があるのに、訪問者はまだ多くありません。そこで、この地域を題材にすることに決めました。

対象地域をどの範囲にするか、どう魅力を伝えるか、誰と出会うとよいかなど具体的な企画内容は、それぞれの受講生が実際に調べてみて、次回の講座で決定することになりました。

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
住民一人ひとりが地元に自信を持って語れるようでありたい。そして、私自身もそうありたいと感じた。
区民が変わらなければ、その地域は変わらないということを改めて感じた。
対話を通して、目的と方向が共有できたのがよかった。
まとまりが出て、意見交換もスムーズにできていると感じた。
どのように課題をつめるか、さらに挑戦が必要と感じている。
これからがいよいよ本番。この意識を大切にして進みたい。


【事務局より】
講座が始まり、8ヶ月が経とうとしています。受講生が皆さんが2020年の目指す姿に焦点を合わせ、自分たちの持つ問題意識についてしっかりと掘り下げ、また、12月5日のイベント開催を通して新たな視点を得たことで、2020年に向けたアクションが一つの形になりつつあります。住む人が『地元のここがいいところ』と自信をもって語れるすみだを目指し、残された期間を大切にして、対話を進めていきましょう!

第16回「交流ワークショップの開催」

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平成27年12月5日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第16回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.受講生とゲストの自己紹介
3.対話「つながりの難しさ」「すみだの魅力」
4.まとめとふりかえり

受講生自身が運営するワークショップを開催!
第16回は、2020年に目指すべき墨田を考えるうえでの大きな2つの課題「現代の地域でつながることの難しさ」「すみだの本当に誇れることは何か」をテーマに、受講生が自ら企画し、ゲストを招いての対話を行いました。

2つの課題を考えるうえでヒントとなる話をしてくれそうな方に受講生が声かけをした結果、9名のゲストにお越しいただきました。地域で活動をしている人、長く暮らしているが地域活動に関わっていない人、外からすみだに魅かれて住み始めた若者、区内でゲストハウスを運営している人など、今回のテーマについて多面的な視点から意見を出してくれる方々が集まりました。

当日の運営は、受講生が企画、準備しました。

「司会進行役が、企画趣旨、進め方、対話のルールを伝える」「最初は、ゲストの話を全員で聴く、その後、話し合えるようグループに分かれる」「ゲストが話しやすいように、招待した受講生が招待した理由とテーマに関する質問をしてから、ゲストに話してもらう」「各グループでファシリテーター役と記録係を定める」など、ゲストの視点を取り入れながら準備したことで、テーマについて話を深める工夫をすることができました。

受講生たちが、自分たち問題意識を明確に伝えることで、ゲストのみなさんも真剣に取り組んでくださいました。

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外と中の2つの視点の交流が大切!
ゲストの話からは、向島地区と本所地区のつながりの違い、地域特性の背景にある歴史、若い世代の地域やつながりについての考え方、区外からすみだを訪れる人が良いと感じることなどの話が出ました。そのうえで、テーマにもとづき、対話を行うことで、話が深まりました。

対話で話された内容
<地域の人とのつながりの難しさに、どう向き合っているか>
犬や植木などを介することで話しやすくなることがある。下町の植栽はコミュニケーションの道具になる。つながり自体が目的になるとつながれない。人と人との間を介するものとして、具体的な活動を設定し、その活動の目的や目標を決めるといいだろう
向島と本所で地域のつながりや活動の状況は違う。しかし、現状の地域の枠で話を終わらせず、将来に向けて、すみだ全体を一つとして考える視点も必要ではないか
かつての下町では、家の鍵をかけないでお互いに行き来したが、そういうつながり方は、今の社会では抵抗感があるのではないか。若い人は見て見ぬふりをするのが礼儀と考える人もいる。つながりに対する世代間の認識の違いは大きい。世代ごと、人ごとに、人との関わり方のイメージが違うことを考える必要がある

<すみだの魅力とは何か>
区内の人には見慣れたスカイツリーも、区外の人にとっては大きな魅力といえるのかもしれない
区外、国外など、「外」から人を呼び込む魅力を見つける必要がある
祝い餅の文化は、他の地域にはないユニークな習慣。そうした点在して見えにくくなっている魅力を掘り起こす活動があるとよいのではないか
「区外の人がすみだの良いところを区内の人に語る会」を開催すれば、住民に新しい発見があるかもしれない

対話を通して、枠を越えてつながることの難しさが改めて明確になりましたが、同時に、外の人の視点や考え方を取り入れることで、枠を越えることの大切さがわかりました。区民が、つながりや魅力を考える際、外と中の二つの視点を持つことで、新しい可能性が生まれるのではないでしょうか。

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
ファシリテーションがあまりうまくできず、若い人の意見をなかなか聞き出せなかったのが残念だった。対話の方法について、さらに学びたいと思った
すみだに点在している魅力を掘り起こす活動、魅力と思われるものを作りあげていく活動をしていきたい
すみだの住民である私たちこそが、すみだの「魅力」を見出す必要があると思った。すみだの外からくる人々のニーズを考え、それに合わせて私たちは変化していくべきと感じた
ゲストの方の外からの言葉をいれてもらえたことがとてもよかった
地域による違いの話をきくことができたのがよかった


【事務局より】
今回のワークショップは、多忙な受講生のみなさんが、時間を調整して自主的に集まり、議論を重ねたことで、充実した内容になりました。ふりかえりシートを読むと、外と中の視点についての意見が複数ありました。「区の外」「まちの外」「自分たちの世代の外」「受講生のグループの外」からの声をきいてこそ、すみだの魅力が見つかるのではないかと感じました。

「つながりの難しさ」「すみだの魅力」という難しさに向き合ったみなさんだからこそ、どのような活動が生み出せるのか、共に考えていきましょう。 

第15回「交流ワークショップの準備をする」

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平成27年11月18日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第15回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.対話「ゲストとして誰に声をかけるか」
3.対話「プログラムの内容をどういったものにするか」
4.まとめとふりかえり

交流ワークショップに誘う人を具体的に挙げてみる
第15回の講座では、12月5日の交流ワークショップに向け、「ゲストとして誰に声をかけるか」、「プログラムの内容をどういったものにするか」の2点を話し合いました。

前回の講座で、「交流ワークショップでは、地域の課題解決の『前提となる課題』について話し合う」ことが決まりました。11月13日には補講として、その「前提となる課題とは何か」についてさらに話し合う「交流ワークショップの企画を決める会」を行いました。受講生の一人が10月に紙にまとめた4つのポイントをもとに話し合いをおこなった結果、交流ワークショップのテーマを以下の2つに集約することができました。

(1) 地域の人のつながりの難しさに、どう向き合っていますか?  地域のつながる活動を続けるコツは?
(2) 墨田の魅力って何? 誰にとって、どんな魅力があるの?

今回の講座では、「この2つのテーマを一緒に話し合いたいゲストは誰か」について、受講生一人ひとりが意見を出しました。さらに、この2つのテーマを記載したチラシを今回の講座で配り、受講生同士がゲストへの声かけに本格的に取り組むことを確認しました。
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11月13日の様子


自分たちでブログラムの内容を具体的に決めていく
誰に声をかけるかを具体的に挙げてみることで、交流ワークショップのプログラム内容について、話し合いを進めながらイメージを明確にしていくことができました。

<交流ワークショップのプログラム内容>
(1) イントロダクション
(2) 今日のワークショップの趣旨説明
(3) 4期生の自己紹介
(4) ゲストの紹介
(5) 2つの対話のテーマを設定した背景の説明
(6) 対話の前半
(7) 席替え、休憩
(8) 対話の後半
(9) 今後に向けての話とまとめ

交流ワークショップは、「2020年世界に誇れるすみだ」の実現に向けて一緒に行動する仲間を見つける機会としながら、受講生の身近な知り合いをお招きして、本音で「前提の課題」を話し合うことも大切な要素と位置づけました。

また、ゲスト紹介のパートでは、そのゲストを招待した受講生がゲストへインタビューする形をとることで、ゲストにとっての気持ちの負担を軽減し、かつ、ワークショップの趣旨に合った話につなぐことができるのではとの意見も出ました。このように、受講生たちがアイデアを出し合いながら、自分たちでワークショップを企画し、つくりあげていくことを実感しながら進んでいきました。

また、今回の講座後の11月28日には補講として「交流ワークショップ準備会」を行い、受講生自身で詳細の役割分担やタイムテーブルを決定し、12月5日に向けての準備を整えることができました。

12月5日の交流ワークショップは、来年2月の区民の方々へ向けた最終イベントにつながる、外部の方をお招きする最初の実践イベントです。交流ワークショップの準備は一貫して、受講生全員の緊張感と責任感が伝わってくるものとなりました。

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
複数の人の意見を聞き、まとめていくのは、大変根気のいることだと実感した
受講生一人ひとりがそれぞれの持つ多様性を活かして、「地域の人のつながりの難しさ」と「すみだの魅力」について話していくことが大切と思った
墨田に住み続けているが、自分の住んでいる地域の特徴を理解していないと改めて感じた
対話を重ね、本音で話し合えるよい場ができてきたと思った 


【事務局より】
自分たちが本当に課題と思うものを、外部の人たちと本音で話し合いたい、そして、人をお招きするからには、満足して帰ってもらいたい。そんな受講生の皆さんの気持ちが伝わってくる対話でした。

受講生同士の関係性ができたからこそ、「まだ私はすみだの魅力が何なのかわからない」、「つながるというとがんじがらめになりそう」などの率直な意見が出ています。震災以降、声高に叫ばれる「つながろう」という言葉に、本気で向き合っている皆さんの進む先に、表面的ではない、本質的な課題解決の新たな可能性を感じています。

第13・14回「交流ワークショップに誘う人を考え、企画を決める」

キャプチャ
平成27年10月7日にすみだガバナンスリーダー養成講座の第13回を、10月28日に第14回を開催しました。

[プログラム]
第13回

1.イントロダクション
2.対話「実現したい姿」「問題意識」
3.まとめとふりかえり

第14回
1.イントロダクション
2.対話「ポイント4つをもとに企画概要を決める」
3.まとめとふりかえり

2020年に向けて仲間を見つける機会を広げよう!
第13回の講座は、受講生それぞれが興味を持っていることについて話し合いました。12月5日に開催する交流ワークショップでは、「2020年世界に誇れるすみだ」の実現に向けて一緒に走ってくれる人をお誘いし、仲間をみつける機会とすることが重要です。そのためにも、 まずは受講生同士で「すみだがこうなったらいいのにという実現したい姿」、 「どのような問題意識を持っているかという現状」について受講生同士でじっくりと話し合いました。

ある受講生からは、大学院での研究の視点から見たすみだの現状について話がありました。

また別の受講生からは、人のつながりづくりのモデルとして、長野県上田市にあるコワーキングスペース(共同のオフィススペース)についての話がありました。上田市に移住したいと考える人も出るほどの人気で、まちの魅力アップにもつながっているとの話でした。

さらに別の受講生からは、墨田区内の外国人向けのゲストハウスの話があがりました。彼らは、すみだに長く住んでいる人とは全く違ったかたちで、すみだの魅力を感じているのかもしれないと感じました。

最後にアート関連のコミュニティの話もでました。求心力のあるアートというものを介して、本来つながらないような人たちが地域の枠を越えてつながる事例について知ることができました。

話を進めるなかで、受講生一人ひとりが豊富な経験を持っていることを再確認でき、「実現したい姿」、「問題意識」について、自身の経験を話し、共有することで、新しい可能性が生まれるのではとの意見も出ました。

イベントの企画を決めるにあたり、一旦立ち止まって、受講生同士でじっくり話し合う時間を取りたいとの話が出ました。講座後には、「当初設定されている講座以外に集まる機会を設けて話し合っては」との意見が出て、今後、受講生同士が対話を深めながら進むことが決まりました。

交流ワークショップの企画概要を決めました!
第14回の講座では、受講生がファシリテーター(進行役)となり、交流ワークショップの企画概要を決めました。

今回は、 10月23日と26日に行われた補講で話し合われたことについて、受講生の一人が「実現したい姿」と「問題意識」の2点から、以下のように1枚にまとめた紙を配布することから始まりました。

レポート内の表のキャプチャ

これらの4つのポイントを共有したことで、一人ひとりが経験にもとづきながらも、的を絞った話し合いをすることができました。受講生の一人からは、「人のつながりにはいい面もあるが苦労することも多い。つながりが大切というけれど、つながりができないのは、人は本当にはつながりを求めていないからではないか」との意見も出ました。こうした受講生同士の本音の議論ができたことで、「12月5日の交流ワークショップでは、外部の人をよんで、地域課題を解決する際に前提となる様々な課題について話し合おう」との結論に至りました。

いよいよ交流ワークショップの企画概要が決まり、本格的に外部の人への声かけをする段階に進みます。

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
● 対話を大切にして、2020年に向けて進んでいきたい。みんなで成し遂げるようなイベントにしたい。今回で仲間をつくり、毎年開催できるようにしたい
● 10月23日、26日に集まって話し合われたことをまとめてくださった方がいて、ありがたかった。企画がまとまって、行く先が見えてきた
● みんなで話せたことがよかった。元気をもらいました
● 他の地域の事例を参考にして、墨田らしい街をつくっていきたい


【事務局より】
実践編もいよいよ中盤に入りました。受講生自らがファシリテーターになる、話し合いのポイントを紙にまとめて共有する、自主的な集まりを提案する、といった積極的な姿勢から、皆さんの熱意が感じられます。

また、「つながろう」という声は地域活動ではよく聞かれますが、本音の話し合いの中から「本当につながりは求められているのか。交流ワークショップではつながりづくりの難しさについて話し合おう」との提案が出たのも、4期生ならではのアイデアで、これからの展開がとても楽しみです! 

第12回「やさしいまち2020のイベントを企画しよう」

キャプチャ
平成27年9月16日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第12回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.対話「イベントの目的について」
3.対話「テーマの設定について」
4.まとめとふりかえり

 

2020年に向けて人々を巻き込む機会を広げよう!
「2020年世界に誇れるすみだ」を実現したいという今年度の目標の実現に向けて、講座前半では、2020年に向けて共に歩んでくれる仲間、協力者を集めるために、どのようなステップが必要か、考えました。「実現」には、共に活動する仲間が必要です。そのためには、共に考え、実践してくれる人とつながっていく必要があります。協力してくれる人に呼びかける機会として、2回のイベントの機会を活用することができます。ただし、それには、準備が必要です。
キャプチャ2
キャプチャ3

地域交流と情報発信の2つテーマから考えよう!
「2020年に向けて取り組むべきこと」を明確にするために、講座の後半では、対話を通して、受講生たちが「自分たちが取り組むべきと考える課題」を設定していきました。前回の講座であがった18個の「考えるべき課題」をもとに話し合い、大きく2つのテーマが浮かび上がってきました。

① 地域交流
住民同士の交流が少なくなっているなかで、人のつながりがあるすみだの良さを残したい。
地域の交流があり、子どもを持つ親が住みたいと思う街、子どもが自分の地域を誇れる街にしたい。

② 情報発信
外国から来るお客さまにすみだの魅力を伝え、たくさんの人が来たくなるような情報発信をしたい。そうした活動を通して住民も良さを再発見していきたい。

大きくこの2つの課題を設定できたことで、受講生の中での今後のやることのイメージが徐々に明確になってきました。

これらのテーマを実現するためには、「こういうことを実現しましょう!」と仲間に呼びかけることが必要となります。

イベントは、つい開催すること自体が目的となってしまいがちです。何のためにやるのか、位置づけを自分たち自身で明確にし、納得できれば、活動は効果的になります。

2020年に向けた動きを、ぜひ実現していきましょう!


 

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
年間講座のゴールに向けて前進したと感じた
課題が固まってきて、これからが楽しみ
みんなの考えが一つになると強い絆が生まれると思った
「地域に参加できるコミュニティが足りない」と感じている人は多いのだと改めて感じた
自分の意見を言う勇気は必要であると思った
実現に向けて動き出すための道筋が見えてきたと感じた
地域コミュニティのかかえる問題を共有できたのがよかった
これからのやるべきことの具体的なイメージができてきた


【事務局より】
少し気が早いのですが、皆さんがこの年間講座を修了したあとのことを考えてみました。2020年に向けて、イベントで知り合った仲間と一緒に地域の目指す姿に向けて活動を続けている。そんなイメージが実際のものとなるには、受講生の皆さん自身が、本当に目指したい姿を明確にして、人々に伝えていく必要があるのだと改めて感じました。皆さんが考える「すみだの目指す姿」、さらに詳しくお聞かせください!

第11回「交流ワークショップ 2020年のすみだの課題を考える!」

キャプチャ平成27年9月5日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第11回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.年間講座前半のふりかえり
3.対話「2020年すみだのテーマと課題を考える」
4.まとめとふりかえり

年間講座の前半をふりかえり、未来を考えるための基礎を学べたと実感!
年間講座の折り返しとして、昨年度までの修了生8名も参加し、年間講座の前半のふりかえりと2020年に向けた地域課題を考える交流ワークショップを開催しました。

ふりかえりでは、講座レポートを見ながら、各回で自分が学んだこと、気付いたことを受講生同士で共有しました。

ふりかえりを通して、前半は、すみだの地域活動の現状を知るための「現場訪問」と、対話や未来志向の考え方を学ぶ「活動の手法を学ぶ」の2本柱で実施してきたことを確認しました。

受講生からは、「2020年のすみだを考えるのが講座の本題なのに、準備期間が長いと思っていたが、実際に講座を受ける中で、自分の中に基盤がないまま考えようとしていたと気づいた」という意見も出ました。地域の現状と課題を踏まえて、未来を考える大切さを確認できました。

2020年世界に誇れるすみだの実現のために考えるべきテーマを挙げました
交流ワークショップの後半は、今年の受講生と地域の現場に出ている修了生が一緒になって、2020年にすみだが世界に誇れる地域になるためにはどのようなテーマが大切だと思うか、その実現に向けての課題を考えました。

現場の人との出会いで考えたことをもとに、これまで学んだファシリテーションやシナリオ・プランニングの手法を活かして対話を行ったところ、下に挙げた「2020年に向けて考えるべきテーマ候補」が38個出されました。また、各テーマの将来への課題もあげられました。

年間講座の後半「実践編」では、これらの考えるべきテーマ候補を整理し、重点課題を定め、イベント開催を通じて2020年に向けたアクションを区民に呼びかけ、活動の輪を広げていきます。

実践編は、これまでの修了生も苦労しながら取り組み、深い学びを得てきました。効果的な活動とするために、先輩たちから次のようなアドバイスがありました。
イベントの目的、テーマ、対象者を明確にする
自分たちがやりたいことを納得しながら進めることが大切
自分たちで自主的に話し合いの場をつくったのもよかった
イベントを開催したことで、修了後にも続く仲間ができた

受講生たちの実践へのチャレンジがいよいよ始まります!

2020年に向けて考えるべきテーマ候補一覧
交流の場、集まる場
地域コミュニティ
新住民と旧住民の交流
高齢者の地域活動への参加
高齢者の居場所づくり
お互いに見守り合う高齢者
一人暮らしのお年寄り
子どもの居場所づくり
子どもの教育
子どもの安全
若者の地域活動への参加
すみだの多世代交流
観光(大規模施設に依存しない)
在住している外国人
外国人旅行者、観光客
区民意識の国際化
もの作り
製造業
町工場
技術者
企業誘致
事業者と住民の共存、共栄
芸術
地域スポーツ(バスケットボール)
歴史
防災
治安・セキュリティー
治水・自然災害への対策
環境問題
健康

衣食住
マンション
顔の見える関係づくり
おたがい様文化
区外にまで視野を広げる
独自性・個性
情報発信・広報

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
年間講座が始まった頃は知らないことが多く、まずはすみだの現状を知ることが大切だったのだと、年間講座の前半の意味がここでわかった
現場訪問を通して理解が進んでいたことを改めて知った
先輩の皆さんが説明してくれた今後の講座の進め方についての話が参考になった
墨田のテーマが絞られてきたと感じた
実践編に向けて、これから課題をみつけていくヒントがたくさんあった
考え方の幅を広げ、広い視野を持つことが大切だと思った
考えるだけではなく、皆で発表し、共有することの大切さを改めて感じた


【事務局より】
今回のテーマと課題を考える対話では、受講生のみなさんが講座で学んだファシリテーション技術を使って、未来志向の考え方で話を進めている様子が印象的でした。

第7回の講座で、「課題解決には、何が課題なのか明確にすることが大切」という話も出ていました。次回は、まさに「何が課題か」を考える会です。いよいよ本格的に、未来を考える場が始まります。