第5回「イベント・プロデュースの基礎、9月5日の交流イベントを設計しよう」

By | 2015年12月19日

キャプチャ
平成27年7月8日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第3回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.イベント・プロデュースの講義
3.まとめ、ふりかえり

 

イベントは活動のテーマへの関心を高め、気づきのきっかけになる!
イベントは、何のために開催するのでしょうか。よいイベントは下の図のように、告知→関心の喚起→参加→気づき→行動の変化を生み出すことができます。

イベントは、つい何をするか、開催内容を考えがちですが、イベントのアウトプット(イベントでどんなことが起きるのか)とアウトカム(参加者がどう考え、行動するようになるのか)も考えることが大切です。「イベントを通して参加者にどう考え、どう行動してほしいのか」、その目的を考えることがポイントなのです。

告知力=ネットワーク。イベント告知は、関係を深めたり、つくったりするきっかけになる!
地域のイベントの告知は、誰もが苦労しています。つい一気に伝える方法はないかと考えてしまいがちですが、口コミの力が一番大きいものです。つまり、告知力はネットワーク力なのです。ですから、イベント告知を通して、告知を協力してくれる人を増やすことは、ネットワークを拡大することにもつながります。イベント集客は1人につき1アクション必要と言われることがあります。つまり50人集めるには50のアクションを行う気持ちが大切なのです。これをただ大変な作業と捉えるのか、50のアクションでネットワークを拡充すると考えるのかで、中長期的な活動の力が変わってきます。

役割分担を通して、活動への参画を促す
最初、参加者は自分の興味からイベントに参加します。イベントに参加し、他の参加者や運営側と交流すると、活動への関心が高まります。何度か来てくれる人には、イベントを手伝ってもらうのもポイントです。例えば、受付の手伝いなど役割があると、活動への視点が変わってきます。また、活動の新しいメンバーにイベント運営を任せると、メンバーの責任感も高まり、活動への理解も深まります。

つまり、イベントは運営メンバーを増やし、チームづくりを進める好機でもあるのです。役割分担を通して、参加者は自分にとっての活動の意味を発見し、だんだんと活動の担い手になっていきます。最初から理念を共有しようとするよりも、イベントで役割を果たしてもらうという体験を通して参画を促す方が効果的なのです。

イベントは地域活動を立ち上げ、発展させるために不可欠なツール
このように、イベントの企画・開催は、地域活動の発展に重要なツールです。この年間講座でイベント企画・開催を経験するのは、それを通して活動の基礎的な力を身につけることができるからなのです。

<イベント・プロデュースのポイント>
○ イベントを何のために開催するのか、目的を明確に
○ 終わった後の参加者の変化まで考える
○ 告知を通してネットワークづくりをする
○ 役割分担することで、チームをつくる
図1

【受講生の声(コミュニケーションシート)より】
自分の目的を持ち、もっと人との出会いを見つけて飛び込んで行きた
イベントには参加することが多かったが、自分で開催してみたいと思った
イベントをおこなったときの「広がり、つながり」を考えることは難しいと感じた。頑張りたい
● イベントで必要なことを学んだので、実践していきた
5年はあっという間に過ぎてしまいそう。地域活動の企画、計画を早く実現したいと感じた
イベント・プロデュースの基礎をもっと前に知っておけばよかった


【事務局より】
今回、昨年の受講生である3期生から、イベント開催の実体験をお聞きする時間を設けました。「開催する目的が決まってからは話し合いが速く進み、ぶれなかった」との貴重な意見をきくことができました。今年の受講生のみなさんも、イベント開催を体験します。大変なこともありますが、その先に大きな学びがあります。楽しみにしてください! (今回の講座は急遽欠席された方が複数いたため、交流イベントの設計についての話し合いを後日行うこととしました)