第20回イベント「すみだのここがいいところ 再発見!」を開催

By | 2016年3月18日

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平成28年2月27日、すみだガバナンスリーダー養成講座の第20回を開催しました。

[プログラム]
1.イントロダクション

2.まちあるき
3.すみだの魅力紹介
4.「すみだをもっと知りたくなるマップ」の作成とまとめ

 

発表会イベントを開催しました!
2月27日(土)、昨年6月から9ヶ月続く連続講座の集大成として、受講生自らが企画、運営する発表会イベントを開催しました。

準備の話し合いの中で、今年度の連続講座のテーマ、「2020年世界に誇れるすみだ」を実現するためには、まず、「すみだの魅力を語れる人、誇れる人が、たくさんまちにいる必要がある」との結論になりました。そこで、受講生たちは、このイベントの目標を、区民の皆さんと一緒に、自分のまちの「ここが好き!」と言えるものを再発見すること、としました。プログラムには、昨年7月の講座で実施した「まちあるき」を取り入れ、その後、発表とワークショップを行うという、今まで講座で学んできた手法を最大限に活用するよう工夫されています。

今回のイベントでは、まず、開会挨拶と趣旨説明の後、受講生から一人ずつ自己紹介を行いました。そのなかでは、必ず自分なりのまちを見る視点を紹介し、「川と水」「産業」「新しくできた店」など、まちあるきのヒントとなるキーワードを盛り込むという受講生のアイデアが取り入れられました。

参加人数は13名、「墨田に長く住んでいるが、会社勤めで地域を知らないから参加した」「自宅周りの散歩を始め、町に興味をもった」「地域ガイドの勉強中なので参加した」など、今回のテーマに共感した方たちが参加しました。

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自己紹介の後は、まちあるきへの出発に向けて、歩くルートの確認をしました。区役所から東京スカイツリーへ向かい、その後に南に下って、業平公園、大横川親水公園を通り、区役所に戻るルートです。今回の狙いは、このルートを歩くことで、区外の人々の視線も集まるスカイツリー周辺の地域を見直し、すみだの魅力を再発見することです。ルートの決定には、調査と対話を重ね、受講生自身が本当に人に紹介したくなるポイントを選んでいます。準備の段階で、調査と対話をしっかりとしたからこそ、「自分が見つけた、すみだのここを知ってほしい」という受講生のまちの紹介につながりました。

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まちあるきを通して、多様な視点で、すみだを考える
ルートを確認した後は、全員でまちあるきに出発しました。三つのグループに分かれて、受講生が事前に調べたポイントを参加者に紹介しながら歩きました。

このまちあるきで大切にしていることは、いつもとは違った視点で、身近なこの地域を見てみることです。知っていると思っていた場所にも、他の人と話しながら歩くことで、新たな発見がありました。

テレビなどで取り上げられるスカイツリーですが、水害対策で地下に巨大な雨水タンクがあること、また、スカイツリーはセメント工場の跡地に建ったことなどを、石碑を見て、確認しながら、歩きました。

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▲ 屏風店で伝統文化にふれる

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▲ 川辺のおしなり公園で一休み

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▲ スカイツリー前の植栽

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▲ ボランティアの人がつくったもの

 

また、身近なものの中の再発見の一つの例としては、スカイツリー前の植栽もありました。よく見てみると、墨田区の緑化ボランティアである「緑と花のサポーター」の協力でつくられていることを知ることができました。人から話をきくことで初めて、区民の人たちの地道な取り組みでスカイツリー周辺が整備されていることに気づきました。

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▲ 春慶寺跡にて

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▲ 鬼平犯科帳にも登場する場所

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▲ 子どもたちの集まる業平公園にて

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▲ 墨田区出身、王貞治の記念銘板

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▲ 春の訪れ、大横川親水公園へ

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▲ あと少しで区役所、笑顔で歩く

まちあるきでは、水と共に歩んできたまちの歴史を知るために川辺に寄ったり、なかなか行くことのない施設「塩とたばこの博物館」に入ったりと、全員が、身近にあるけれど意外と気づかないまちのよさを体感することができました。

また、参加者と受講生が歩きながら話をすることで、お互いに気軽にコミュニケーションを取れる関係を短時間のなかでつくることができました。

 

受講生が自分の視点で、すみだの魅力を紹介!
まちあるきから区役所に戻った後は、受講生が、歩きながらでは伝えられなかった「スカイツリー周辺のまちの魅力」を、自分の体験を交えて発表しました。参加者にとっては、今まさに歩いて見てきたものの意味を、ここでより深く知り、さらに興味を深めるきっかけになりました。

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「すみだをもっと知りたくなるマップ」をつくる!
受講生によるすみだの魅力紹介の後は、全員でのワークショップ、「すみだをもっと知りたくなるマップづくり」を行いました。机いっぱいに広がるスカイツリー周辺の地図に、ふせんで、「今日発見したところ」「人に知ってもらいたいところ」を貼っていき、それぞれが再発見したものを「見える化」していきました。

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受講生も参加者も、一緒にまちを歩いた後で関係性ができているので、お互いの視点を共有し、身近な場所について再発見することができました。また、視点の違いに気づくことで、自分の知らないすみだのまちの魅力は、まだまだ数多くあるということを実感することができました。

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 2020年にすみだを誇れる人を増やす!
今回のイベントは、「2020年に、すみだのここがいい!と誇れる人が、まちにたくさんいる状態の実現」を目指しています。受講生が企画・運営した、このイベントを起点にして、自分の暮らすすみだのまちのことを、より深く知り、人に語りたくなるような取り組みが広がっていく可能性を感じさせる会となりました。次回の最終回の講座では、今回のイベントのふりかえりと、年間講座で学んできたことをどうアクションにつなげていくかを話し合います。


【事務局より】
今期の4期生は、20代から80代までと幅広い年齢層で構成されています。また、新しくすみだに住み始めた人、子どもの頃からすみだを出たことのない人もいます。このような多様な考え方があるなかで、共通基盤をつくってきた皆さんが、4期生ならではのイベントを開催するのに立ち会えてうれしく思っています。皆さんが、ここで得た多様な視点を活動に活かしていくことを期待しています!